2012/12/19 | すごいぞ 牧小 残食0、0% |  | by:牧之原小教務 |
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11月の給食残量報告書が学校に回ってきました。牧小の欄に、見慣れない数字が・・・。なななんと、給食の残量%を見たら、0.0%になっているのです。老眼が進んでしまったのかと一瞬思ってしまいました。目をこすって、よーーーく見てみました。やっぱりそこには0.0%の数字が。つまり、11月は、牧小でほとんど残量がなかったという結果だったのです。これまで、牧小は、棒グラフにしても、「和え物野菜」と「麺類」の項目で棒が突き抜けてしまうぐらいだったのに、11月のグラフは、「和え物野菜」と「フルーツ」の項目でちょろんとあるだけ。すごいことだと思います。
何がすごいって、ここまでにしてくれたMVPである、養護教諭、大石さちえ先生の努力。学校保健委員会で給食を取りあげ、その後も毎日毎日各学級の配膳指導を続け、「無理矢理食べさせて残食を減らしていく。」という考えはゼロ、「配膳を早くして食べる時間を確保していくことで、残食を少しでも減らす。」ということを実現できたのです。すばらしい提案、投げかけを子どもたちにしてくれました。そして、提案しっぱなしではなく、その後も地道にがんばってくれました。ありがとう、さちえ先生。
何がすごいって、大石先生に協力してくださった、牧小の先生たちの団結力。いくら大石先生が「こうしたい。」というおもいをもっても、各学級担任がそれに協力して、みんなで子どもたちの指導に当たっていかないとこうはなりません。配膳の様子を何度か見に行きましたが、先生方が、子どもたちにしっかりついてくださり、指導をしてくださいました。大石先生一人に任せなかった牧小の先生の団結力。これは、わたしたちの強みです。ありがとう、先生方。
何がすごいって、子どもたちの心も。いくらわたしたちが言ったとしても、子どもたちが「自分たちの給食を変えていかないと。」と思えなければ、何も変わりません。大石先生の熱い思いをしっかり心で受け止め、「自分たちが。」と思ってくれた子どもたちに、うれしくなります。ありがとう、牧小の子どもたち。
集団下校の日だったので、駐車場に全校のみんなが集まりましたから、そのことをみんなの前で発表しました。子どもたちは、一瞬ぱーっと顔が明るくなって、一緒に喜びました。みんなでみんなに拍手もしました。その後、さちえ先生の方を向いて、みんなで感謝の言葉を伝えました。代表は、牧小で一番心に届く元気なあいさつができるとわたしがこのごろ思っている人、6年の中村さつまさんです。さつまさんが今日も、ほれぼれするような声で、
「ありがとうございます。」
と、代表で言い、その言葉の後、全校のみんなで、
「ありがとうございます。」
と、感謝の気持ちを伝えました。その後、さちえ先生からもみんなにすてきな言葉をかけていただきました。「さちえ先生も、うれしくてたまらないんだなぁ。」ということは、ホームページの「保健室から」を読めばよく分かりますよ。見てくださいね。
11月の給食残食0.0%。また1つ、わたしたちの自慢ができました。今日は、本当にうれしい日でした。