2018/06/28 | 本番の姿は、練習に有り | | by:校長 |
---|
本年度で幕を閉じる「南地域陸上競技大会」が、昨日(6月27日)、榛原ぐりんぱるで行われました。強風の中でしたが、牧之原市・吉田町全小学校12校の子ども
たちが、「努力と応援 力にかえて かがやけ自分」のスローガンの基、練習をしてきた成果を十分に発揮することができました。
本校の子どもたちもどの学校にも負けない「努力」と「応援」の姿を見せてくれま
した。でも、実は、この日の子どもたちの活躍の姿は、6月22日に行われた「陸上選手を励ます会」の選手たちの姿を見て、私は、分かっていました。「励ます会」で見せた選手たち(6年生)の「立ち姿」と「一人一人の目標宣言の内容と声の大きさ」は、本当にかっこよく、芯の通った「意志」が伝わってきました。昔は、牧之原小の子どもたちは、本番に弱い。「まけのはら」とも言われたこともありました。
「励ます会」での子どもたちは、その片鱗も全く見せない堂々とした姿でした。
当日は、アップの姿から違いました。他の学校に臆することなく、コースやフィールドでどんどん前に出てアップをしていました。競技には、もちろん、全力で向かっていました。そして、なにより、「応援の声」が、どの学校にも負けない一番の声でした。多分、応援席にいた人数は、12校の中で一番少なかったと思います。でも、本部席にいて、牧小の応援の声がはっきりと応援するその子の名前までが聞こえてきました。結果については、「牧小トピックス」でご覧ください。
この姿は、「練習にあり」です。特別に多くの時間を費やしたでもなく、下校時刻を延長して練習した訳でもありません。「きっちり始まり、きっちり終わる」「挨拶を大きい声でする」「自分たちで、練習の内容が分かっている」これらを、子どもたちも先生方も徹底して行いました。「すばらしい質の高い練習」ができていました。
当日、保護者の方々もお手伝いや応援に来てくださいました。「仕事を休んでも、応援にきてよかった」と思える子どもたちの姿だったと思います。ありがとうございました。
本当に原っ子は、可能性を一杯もった子どもたちだらけです。