2013/01/24 | そんなことくらい、言ってくれれば、ぼくやるよぉ | | by:牧之原小教務 |
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うさぎさんに食べられてしまったパンジーとチューリップ。しばらく様子を見てみましたが、その後復活する様子がないので、植えかえの決意をしました。園芸委員長ののえさんと相談して、「また、植え直そう。」と話していたら、その話し声を聴いた6年のさつまさんが、こう言ってくれたのです。「そんなことくらい、言ってくれれば、ぼくやるよぉ。」それがさつまさんのいいところです。
そういえば、本年度よみがえった花壇の土の入れ替え作業を手伝ってくれたのも、さつまさんでした。古い土を新しい土に入れ替える作業を、汗びっしょりになりながらやってくれました。あの時は、6年生のかいとさん、なおさん、ともきさん、けんたろうさんも大活躍してくれて、6年生の男子のおかげで花壇は生まれ変われたんです。
さつまさんの「そんなことくらい、言ってくれれば、ぼくやるよぉ。」の言葉、本当にうれしいのですが、でも、今回はそんなさつまさんの手は借りないで植え換えようと思っています。だって、その花たちは、6年生への感謝の気持ちもこめながら、6年生の卒業式を花いっぱいの式にしてあげたいというおもいを込めながら育ててきたんです。
さつまさん、ありがとうね。今回は君の手は借りません。安心してください。ちゃんと君の気持ちを受け継いでいる4年生の子どもたちが、すでに、「自分たちが育てていたうさぎが関係してるから、4年生で植え換えをやりたい。」と言ってくれてます。「6年生のために」という気持ちももちろんもっている4年生の子どもたちが、植え換えをしてくれます。それだけじゃなくて、この1年、牧小は花壇のボラティアだらけになりました。先生が作業を始めたら、すぐに何人もやってきてくれる、そんな子どもたちです。きっとさつまさんがお手伝いをしてくれる姿を見ていたんだと思います。
花いっぱいの卒業式にするために、6年生のために、もう一度パンジーを植えます。チューリップも・・・、間に合うかなぁ。