3年生、4年生の子どもたちと、祖父母の会のみなさんによる芋汁交流会が、とてもよかったです。祖父母のみなさんも喜んでいただきました。もちろん、子どもたちも。「また、来月やりたい。」「これ、毎月やろう。」という声が、祖父母のみなさんからも、子どもたちからも聴かれました。
保護者の皆さんも、祖父母の会が牧小にあるということはご存じだとは思いますが、具体的にどのような活動をしてくださっていて、どれだけ牧小を助けていただいているか、知らない方も多いのではないでしょうか。牧小は、祖父母の会なしでは、さみしい学校になってしまうと言ってもいいくらい、大事な人たちです。
保護者のみなさんのアンケートの中に、「登下校を見守ってくださる地域の皆さんに感謝している。」という声が多数ありました。祖父母の会が行っている活動というわけではありませんが、祖父母の会のみなさんの多くが関係しています。毎朝子どもたちの登校を見守り、放課後は軒先で子どもたちの帰宅を見届け、それが毎日です。
ジェットコースター坂にある広いひまわり畑は、祖父母の皆さんがすべてやってくださっています。夏には、登校してくる子どもたちを大輪のひまわりたちが待っていてくれます。草取りから、土の耕し、肥料の管理など、すべてを祖父母の会の皆さんが行っています。学校花壇に雑草が目立つようになっても、いつの間にかなくなっていることがあります。それも、祖父母の会の皆さんです。
牧小の授業参観の特徴は、おじいちゃん、おばあちゃんの参観がとても多いことです。もちろん、祖父母の会の皆さんが、子どもたちのがんばりを見に来てくれるからです。子どもたちにとっても、はりあいになっています。
6年生はグランドゴルフを教えてもらいました。3年生、4年生は、自然薯を使った芋汁を教えてもらいました。1年生2年生は、このあと、昔の遊びを教えてもらいます。中には、おじいちゃんおばあちゃんと生活をしていない子もいますが、そんな子どもたちにとっては貴重な体験です。
わたしは、この一年間、祖父母の会のみなさんの窓口となって、いっしょに活動させていただくことが多かったですが、祖父母の会の皆さんの温かさにいつも感動しています。
昨年、「先生、『協力平』(侍ソーラン)の子どもたちの姿を見ていると、涙が出るよ。ありがとうね。地域のみんなが喜んでるから、自信もって続けてね。」
と、手を握られたこともあります。
クリスマスコンサートの後には、
「先生、良かったよ。やっぱり学校はいいなぁ。スプリングコンサートも絶対来るよ。」
と、声をかけてくださいました。
わたしの背中をいつも押してくれるのも、祖父母の会です。祖父母の会の皆さんも、楽しみにしているからがんばろうと思えます。
助けてもらったら、その恩を返すのが日本人のいいところです。わたしも、牧小も、祖父母の会の皆さんにはたくさん助けていただいていますので、その恩をしっかりお返ししたいです。わたしができることは、牧小をもっと元気にすること。子どもたちをしっかり、責任をもって育てること。楽しみにしてくださっている「協力平」(侍ソーラン)、コンサートをもっと充実させること。わたしだけでなく、子どもたちも、祖父母の会の皆さんに感謝をしっかり伝えさせたいと思います。そして、保護者の皆様も、祖父母の会あっての牧小です。祖父母のみなさんに、感謝の気持ちをもってください。みなさんのお子さんを守り、育ててくださっている、牧小の大切な先生たちです。
