友情ソーランで何をしたいか。
それは絆。
一生切れることのない友だちとの絆を友情ソーランでつくりたい。
この33人が、中学に行ったときばらばらになる可能性だってあるのです。
保育園から続くこの仲間たちと、ずっとつながっていてほしいのです。
時には、だれかがいじめられてしまったり、無視をされてしまう子もいるかもしれません。
そんな時には、たとえ学校は違っても、見事に全員で助けにいけるくらいの友情、
いざって時には助け合える友情でつながっていてほしいです。
その関係は大人になっても変わることなく、
それぞれがいる場所は遠くなったとしても、
いつまでも友情でつながっているような仲間にしていきたいんです。
ですから、友情ソーランはただ踊るだけでは納得しません。
仲間の存在を意識して、
友達の気持ちを考えて、
自分はみんなのために何ができるかを見つけて、
友情という言葉でみんながつながっている「友情ソーラン」にしたいのです。
踊りが上手かどうかなんて関係ありません。
もしも子どもたちの中に、仲間をばかにする気持ちがあるのだったら、
踊りません。
踊る意味がないと思います。
6年生は友情ソーランを披露できるんでしょうか。
興生さんは以前言いました。
「今はみんなだめだけど、この友情ソーランの練習を通して、みんながなかよくなっていく。」
その後、みんなで練習をしてきました。
友だちに助けてもらって踊りをようやく覚えることができた人はたくさんいます。
確かに、がっかりするようなできごとも何度もありましたが、
たくさんの時間をかけて、「仲間とは」について考え、
だんだん同じ気持ちになってきたのは確かです。
運動会での友情ソーランを見れば、
6年生が今どんな状態なのか感じていただけるはずです。
みなさんの目には、どう写るでしょうか。
わたしは、胸を張って、子どもたちを見せたいです。
さあ、いよいよ友情ソーラン披露の瞬間は近づいています。
わたしは、わくわくしています。
うれしくてたまらないです。
気持ちのこもった友情ソーラン。
運動会当日は、最後の「やー。」の後に、
紙吹雪とクラッカーと「ブラボー。」の声、お願いします。
これらが、運動会、6年生保護者の持ち物です。
弁当は忘れても、こちらはわすれないようにしてください。