夏休みに入り、1週間が過ぎようとしています。
子供の声がしない学校は、やはりさみしいなぁと感じます。職員は、午前は職員研修や環境整備、午後は教育面談と、時間の取れる夏休みを有効に活用して過ごしています。暑い中、お忙しい中、面談にお越し下さった保護者の皆様、ありがとうございます。
夏休みに入るちょっと前のこと、ある子が「校長先生、住所教えて下さい!」と訪ねてきました。メモ用紙に書いて「個人情報だから、そのへんに捨てちゃだめだぞ。」と言いながら渡したところ、また新たな子が「僕にも住所を書いてください」とやってきました。
この時期に住所を聞いてくるということは、暑中見舞いをくれるのだろうかと思い、「暑中見舞いをくれるのかい?」と聞くと、「暑中見舞いって何?」の反応。若干ずっこけつつ、暑中見舞いっていうのは・・・と教えました。
しばらくすると、また新たな子が住所をもらいに来ました。すると、さっきの子が「住所をもらった子は暑中見舞いを書くんだぞ」と言っています。すると「暑中見舞いって何?」の反応。その子は、暑中見舞いとはなんぞやということを、先ほど私が教えたとおりに、ちょと自慢げに教えていました。
またしばらくすると、新たな子が「暑中見舞いを書くので、住所を教えてください。」とやってきました。きっと、さっきの子に「暑中見舞い」のことを教えてもらったのでしょう。子供たちのネットワーク、なかなかすごいです。
しまいには、「お父さんとお母さんの分も住所をください!」という子まで出てきました。これには笑ってしまいました。子供の考えることって、ほんと面白いです。夏休み前には、各学級で暑中見舞いの書き方について学習しました。さて、私にはどんな暑中見舞いが届くのか、楽しみにしています♪