今日の1時間目に国語で、「わすれられないおくりものの主人公はだれだろう。」について,みんなで考えました。
子どもたちの意見は、①あなぐま(4人)、②もぐら(9人)、③あなぐまともぐら(7人)の3つに分かれました。そこで、なぜあなぐまやもぐらを主人公と考えたのか、その理由を発表してもらいました。
(あなぐま)
・すべての場面で「あなぐま」という言葉が出てくる。
・最初の方に「あなぐまは」という言葉がたくさん出てくる。
・あなぐまは、みんなにたよりにされている。
(もぐら)
・最初はあなぐまが死ぬとは思っていなかったけれど、あなぐまが死んでしまってとても悲しんで、最後には、あなぐまの残してくれた知恵や工夫のありがたさに気づいた。
・最後の方に、「もぐらは」という言葉が出てくる。
・もぐらはあなぐまが死んで、毛布をぐっしょりぬらすほど悲しんでいたけど、最後には、あなぐまにお礼を言っている。
このあと、クラスのみんなで話し合いをしたかったのですが、時間がなかったので、「主人公は、お話を通して気持ちが大きく変わった人物だ。」ということを押さえ、あなぐまともぐらのどちらの気持ちが大きく変わったかを考えることで、もぐらが主人公だという結論を導き出しました。

子どもたちから出された理由に、文章の中の言葉に着目している子どもがたくさんいたことがすごいなと思います。これから、もぐらの気持ちの変化についてくわしく読み取り、「わすれられないおくりもの」がどんな話なのか紹介するカードを作っていきたいと思います。