| 2019/09/19 | 君たちが牧之原小学校 | | by:校長 |
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登校中、折りたたみ傘が落ちていて、それをほっとくこともできたのに、ちゃんと拾ってきて、落とし主に返そうとした2年生の永田君。本当に偉いよ。みんながみんなできることじゃないよ。優しい心があったから、できたんだよ。校長先生は、うれしかったよ。
落とした方も、喜んでいたよ。落としてしまったから、もう手元には戻らないだろうと思ったんだよ。でも、ちゃんと戻ってきたんだよ。人の優しさに触れて、心が温かくなったんだよ。さらに、それが、牧之原小学校の2年生の行動。低学年の子でも、そんな行動がとれたということに、驚いたんだよ。そして、こう思ったんだよ。「牧之原小学校の子供たちは、心の優しい、いい子供たちだなぁ。」ってね。
つまり、たった一人の、永田君の行動により、牧之原小学校の子供たちみんなが褒められたことになるんだよ。学校の評判だってあがったよ。「牧之原小学校は、いい学校だなぁ。」ってね。
この記事を読んでくれている子供たちがいたら、考えてほしいよ。そうだよ。学校というのは、君たちなんだよ。君たち一人一人が牧之原小学校なんだよ。みんながいいことをすると、それはそのまま牧之原小学校の評価になる。たった一人がいことすると、牧之原小学校が褒められるんだ。すごいだろ。君たち一人一人が、牧之原小学校だってことを、永田君が教えてくれたよ。
たった一人が地域の人に、あいさつを元気に続けたら、その人はこう思う。「牧之原小学校の子供は、あいさつが気持ちいいなぁ。」ってね。
校長先生は、4月にいったよね。「日本一楽しい学校にするよ。」ってね。そのために、先生たちは楽しい授業を工夫しているでしょ。でもね、先生たちの力だけで「日本一楽しい学校」にはできないんだよ。「日本一楽しい学校」をつくるのは、君たちなんだよ。だって、君たちこそが、牧之原小学校なんだから。