2014/12/09 | 風はふくのか・・・・ | | by:教頭 |
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6年生が全員でやろうとしている「風をきって」の合奏は、1回目のオーディションでさんざんの結果でした。結果はもちろん、不合格。
つっかえつっかえのピアノ。(ちなみにピアノに挑戦しているのは男子の二人)
むやみやたらに強すぎる鉄琴・木琴
ずれずれの大太鼓・バスマスター。
そして、きこえてこないリコーダー。
もはや、何の曲を演奏しているのか分からない状況です。
自分たちができていなかったことを、自分たちが一番分かっていて、それでもがっかりしたのかどうかよく分からない感じでオーディションは終わりました。
悔しくて、がんばった人もいました。
バスマスターのほたかさんは昼休みを献上して練習をしていました。
ピアノに挑戦しているふうまさん、けんとさんも毎日ピアノを弾きました。
そして、再オーディションの二日前。音楽の時間のことです。
みんなで演奏してみました。
だめでした。
上手になっている子は多かったです。
リズムもそろってきました。
でも、どうしても聞こえてこない音がありました。
リコーダーの主旋律
主旋律を努める男子軍団の中で、吹けるようになっていたのは、けいたさん唯一人。
あとはまだ吹けないのです。
けいたさんの音だけでは、合奏の中で音はどうしたって消えます。
何を演奏しているのか、分からなくなります。
主旋律を任せられたリコーダーの男子は、図工室に移動して相談しました。
そして、あと二日、がんばってみようと話し合っていました。
二日間、何ができたでしょうか。
12月10日は、再オーディションの日。
6年生はどんな演奏をするのでしょうか。
風を吹かせることができるのか・・・。
6年生運命の日がやってきます。