| 2020/03/23 | たくさんの花々に囲まれて | | by:校長 |
|---|
校長室の窓から見える桜の木から、いくつかの花咲きました。今週のどこかでは、満開となることでしょう。卒業式には全く咲いていませんでしたから、その花たちは、小学生が終わり、中学生になる卒業生たちの気持ちを表しているようです。卒業生たちは、中学校の入学式までの間で、「自分は中学生になるのだ。」という自覚や「よし、がんばるぞ。」という夢に向かう気持ちを高めていきます。その気持ちの高まりが、この桜の花と同じなんだと感じます。きっとそうです。
卒業式の会場を飾るために、秋から準備を進めてきた花も、きれいに咲いています。チューリップも、ノースポールも、ナデシコも。今が見頃です。
たくさんの花に囲まれて卒業生を送り出すことができてよかったです。あのチューリップは、1年生と2年生のボランティアの子供たちが、6年生のためにと鉢に植えたものです。低学年の子供たちは、6年生にはたくさん助けてもらって、感謝の気持ちでいっぱいなんです。そのチューリップが、卒業式の日に、一番きれいに咲いていたというのも、低学年の思いが届いたのだと思います。
花いっぱいの中で、卒業生を送り出したいと思い、準備を進め、毎日水掛をして、そして卒業式の会場を美しく飾ることができて、本当に良かったです。
今度は、4月8日の入学式。
たくさんの花々に囲まれて、新入生を祝いたいです。できることなら、校長室の窓から見える桜の木も、ゆっりゆっくり、あわてないで咲いてほしいです。