「漢字の宿題はまったく意味がない」という話をある青年たちとしました。
ずっと漢字の書き取りという宿題があった。あの宿題は何のためにやっていたんだろう。先生たちは、どんな気持ちであの宿題を出していたんだろう。あの宿題で、漢字を覚えられると本気で思っているのだろうか。ほとんどの人は意味がない宿題だって思っている。やらされていると感じている。やらされているとしか感じられないものが、力になると思っているのだろうか。漢字の書き取りで漢字を覚えられたとは少しも思っていない。漢字の書き取りなんて、やっつけ仕事、みんな隣のページを書き写すだけ。覚えようなんて誰も思ってない。
こんな感じです。
わたしは
「じゃあ、そのつまらない漢字の練習はいらないってことなのか。」
と彼らに聞きました。すると、
「おじさん、そもそも漢字の書き取りは何のためにやっているの。漢字を覚えるためでしょ。漢字の覚え方なんて、人それぞれですよ。」
「みんながみんな、漢字を毎日書いて覚えられるわけじゃないのに、先生たちはそれに気づいていないんですか。」
「おじさんは、漢字をそうやって覚えてきたんですか。」
「漢字の書き取りが無意味でつまらないものだって思っている先生はいないんですか。」
最後には、
「やりたくないことをいくらやっても意味ないに。」
なんも言えねぇ。
漢字の宿題はこのままでいいのか。