2020/05/28 | あいさつシャワーのお願い | | by:校長 |
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先週は、地域の方に、
「小学生のあいさつが消えちゃったねのが残念。」
と言われました。子供たちのことを毎日よく見てくださる地域の方の目は確かです。学校再開になった先週は、確かに、わたしたちがあいさつしても、何もあいさつが返ってこない状況でした。でもそれは、仕方ないんです。
でも、「仕方ない。」で終わらせません。何もかもをコロナのせいにするのは嫌だな。休業で苦しい思いをしたことは分かっているけど、めざすのは、どんな状況になっても、あいさつはできる人間です。あいさつを大切にできる心情を育むことです。
昨年、地域の方からお褒めの言葉をたくさんいただいていた、自慢のあいさつですから、子供たちが再びあいさつができるようにしたいと思っています。そのために何をするか。わたしたちが考えるのは、子供たちがいくら元気がなくたって、わたしたちは元気なあいさつシャワーを子供たちに与え続けることです。あいさつのシャワーを浴びることが気持ちいいと思えるように、みんなであいさつをし続けます。そしたら、「あいさつしてもらえて、気持ちいいな。元気出るな。」と思えた子が、次の日にはあいさつをするようになるはずです。
「あいさつをしなさい。」と指導はしません。それが、わたしたち牧小教職員のプライドです。子供たちが主体的に、自主的に、あいさつを考えていけるようにすること、それがわたしたち大人の仕事。大人の中には、もちろん、保護者の皆様も含まれていますから、学校と家庭と協力し合って、子供たちへのあいさつシャワーをお願いします。