帰りの会で、1年生が歌を歌っていました。もちろん、マスクをしながらです。
学校は、子供たちの元気な歌声が響く場所のはずです。しかし、コロナは学校から歌声を奪ってしまいました。全国の学校がそうです。
今年の1年生は、体育館で一度も校歌を歌ったことがありません。170人の歌声が重なったときの気持ちよさを知らないでいます。今はせいぜい、教室で、距離を取って、マスクをしながら歌うのが精一杯です。
マスクをしながらでも、1年生はうれしそうに歌っていました。マスク越しですから、歌声が響くまではいきません。こもったような歌声です。それでもうれしいんです。
早くマスクを取って、歌える日が来るといいです。
この1年生にも、体育館いっぱいに響く170人の効果を歌わせてあげたいです。
歌うってこんなに気持ちがいいことなのかと、歌うことの喜びを味わわせてあげたいです。