今日、運営委員会のひなさんが、お便りを持ってきました。代表委員会で決まったことの報告です。
新しいおそうじの合い言葉は、「しずおか」に決まったそうです。
面白い言葉だと思います。さすがは牧小の子供たち。
さらにその児童会便りを読み進めていくと、
「トイレのスリッパをそろえよう作戦は失敗でした」とありました。
全校のみんなで一生けんめい考えた、磁石の力を使ってトイレのスリッパをそろえる作戦は大失敗で終わりました。
うまくいきませんでした。
わたし、試作品を創ってみましたが、それもだめでした。
子供たちはこの失敗をどう思っているだろうか。
わたしは最高にいいと思ってます。
うまくいかなかったけど、失敗したことはむだじゃないと思っています。
むしろ、牧小の子供たちは、やっぱり勇気があると思います。
だって、スリッパに磁石をつけるなんてアイデア、他の学校の子供たちでは浮かびません。そんなこと考えても、失敗するかもしれないって、失敗を怖がってなかなかやれません。
牧小の子供たちは、代表委員会で、失敗するかもという気持ちに負けずに、挑戦を決めたのです。
これこそ、勇気です。
わたしたちの学校は、失敗できる学校なんです。
失敗できる勇気があることをわたしは誇りに思っています。
さぁ、今度はお掃除ですね。
合い言葉とともに、お掃除が上手になるか、それともまた失敗するか。
失敗ができる牧之原小学校ですが、成功して、みんなで喜び合うのもいいですね。