新型コロナウイルスは、デルタ株に変異し、ますます世界を悩ませています。学校は再開されますが、「子供たちを守れるのだろうか。」という不安な気持ちが消えることはありません。それでも、学校教育を根本から見直すチャンスととらえて、主役の子供たちにとって「日本一楽しい学校」であり続けるために、知恵を絞って、牧之原小学校の再設計をしていきます。9月12日の緊急事態宣言までは、教育活動等の変更もあります。子供たちの生活も、これまで以上に感染症対策をしながらとなります。いつ、どこで感染するのかまったく予想もできない状況ですので、100%は無理でも、わたしたち牧之原小学校は、大切なお子様の健康を守るために、精一杯の対策をしていきます。
わたしたち大人には、子供たちの健康を守る責任が当然あります。我々学校と、保護者の皆様が一枚岩になって、感染症対策に取り組むことが最も重要です。今こそ、牧之原小学校に係わる全ての大人が、子供たちに、「正しいコロナとの戦いっぷり」を見せるときではありませんか。学校での取組は、ガイドラインでお示ししましたが、以下の点については、保護者の皆様に、お願いをしたいことです。
1 家での健康チェックは、確実にお願いします。御家族に体調不良があった場合は、登 校をしないようにしてください。子供たち、及び御家族のみなさんの中で、感染症の 疑いがある場合は、学校への連絡を必ずしてください。
2 今後、休校や学級閉鎖になることも考えられます。その際には、Chromebookを持ち 帰り、リモート学習になるかもしれません。できましたら、いざというときのために、 御家庭のWi-Fi環境を整えていただきたいです。全ての御家庭にWi-Fiが整備されて いることにより、いざという時のChromebookの利用が進みます。どうしても無理な 場合は、学校に連絡をしてください。
3 感染したことにより、差別を受けたり、嫌なことを言われたり、そのようなことが全 国的にあるという状況について、わたしたちは、子供たちに、「間違っている。」と 力強く言いましょう。感染しないことに対しての対策をいくらしていても、感染の可 能性はあります。感染したことによって、回りの人から差別を受けるような状況は絶 対に間違っています。そのことを子供たちに伝えられるのは、わたしたち大人の大事 な役目です。
牧之原小学校のグランドデザインでお示ししたように、「学校と家庭・地域が連携して、子供たちに命の大切さを伝える教育」を推進しています。このような大変な状況下で、今こそ学校と家庭が一緒になって、命の大切さを子供たちが感じられる時です。世界はピンチですが、このピンチをチャンスと捉えましょう。それは難しいことではなく、今やらなくてはいけないことを、大人達がきちんとやること。子供達の手本となるような、コロナとの戦い方ができることだと思います。
一緒に、乗り越えましょう。よろしくお願いします。