2020/10/07 | 3年1組女子 一輪車制覇 | | by:校長 |
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3年1組、ここなさんが、
「校長先生、3年1組の女子全員が、一輪車乗れるようになりました。」
と報告に来ました。
「えーーーっ。」
この学年の子供たちと、一輪車と言えば、2年生の時にここるさんが、
「校長先生、どっちが先に乗れるようになるか、勝負しましょう。わたしが勝ったら、Tポイントください。」
と挑発してきたことがスタート。その時はまだ、この学年の女子に乗れる子はいなかったんじゃないかなぁ。
わたしも必死に練習して、1年間で10メートルぐらい乗れるようになりましたが、ここるさんはそんなわたしにおしりぺんぺんして、運動場を一周。わたしは、ここるさんに負けて、悔しいTポイントを献上しました。
れなさん、しのさんも、ここるさんが乗れる姿を見て「やってみよう。」と練習しだしましたが、ぜんぜんでした。3年生になってからも、まだ乗れなかったはずです。あいさん、ここなさんは、つい最近まで乗れてなかったし、かほさんは、先週までできなかったのに。
「できるようになりたい。」と本気になった子供たちの力は本当にすごい。大人は全く敵わないです。
勉強も、「できるようになりたい。」と思わせることができたら、子供たち、どんどん力をつけていくんだろうな。「できるようになりたい。」と思わせることが、わたしたちプロの教師の仕事なんだろうな。
さらには、「できるようになりたい。」と思えたとしても、がんばりかたが分からなかったり、学びにくさに苦しんでいる子もいます。そんな子供たちに正しい手の差し伸べ方がでるようになったら、プロの中でも超一流の先生と言えるのかもな。
3年1組の女の子たち、よくがんばったね。
校長先生は、3年1組女子の頑張り屋さんなところが好きですよ。
松下ここなさんの報告の後に、かがやき学級のりゅうせい君が来ました。
「先生、運動会のかけっこで、どうしても1番になりたいんだけど、速く走る方法を教えてくれませんか。」
できるようになりたいという思いを満タン状態のりゅうせん君に、さあて、どなたか手を差し伸べてくださいませんか。